ひび割れモニタリング

よくあるご質問と回答(FAQ)

測定できるクラック幅は最大何mmですか?

光学センサの長さが30mm程度ですので、クラックがセンサの範囲内に収まっていれば最大28mmまで測定できます。
目地のように初期の間隔幅が大きなものを測定する場合には、治具を設置して初期の幅が小さくなるように対応させていただきます。
治具は伸縮ができるように、通常は初期幅が5mm程度になるように設置します。この初期幅も含めて最大28mmまでが測定可能範囲となります。
 

クラウドの管理権限について 

本装置はSORACOM社のデータ蓄積サービス、データ可視化サービスを利用しています。
購入の場合にはお客様にてSORACOM社とSIM契約およびサービス利用契約を行っていただくため、データの閲覧権限や管理権限はお客様に帰属します。
レンタルの場合には弊社がSORACOM社と契約し、蓄積、可視化されたデータを弊社からお客様に提供する形となります。

契約終了後のデータの取扱はどのようになっていますか? 

契約終了後は「SORACOM社のデータ蓄積サービス」へのアクセス権がなくなりますので、ご契約期間中に「SORACOM社」からデータのダウンロードをして頂く必要があります。測定器本体内には最新2000件の計測データが保存されており、契約終了後もそれを取り出すことは可能です。

クラウドの容量はどれくらいですか?

SORACOM社のクラウドサービスについて、基本的に容量の制限はございませんが、基本料金でのデータ書き込みは2000回/日であり、回数超過の場合は料金追加となります。また、クラウド内でのデータ保持期間は40日間であり、データ保持延長プラン(料金追加あり)を利用しても最大731日となります。したがって、データ保持期間内にデータをダウンロードしておく必要がございます。

考察資料として使える分析機能はありますか?

お客様により分析の視点が異なりますので、標準では準備しておりません。CSV形式のデータをダウンロードして表計算ソフトなどで作成・編集することが可能です。作成・編集についてもサポートいたします。

クラック幅以外には、どのような計測が可能ですか?

クラック幅以外に温度、湿度、バッテリー電圧が計測されます。

閾値を設定して異常値として判定された際、担当者などへの通知機能はありますか?

はい、閾値を超過した値が検出された際は、メールで通知させることが可能です。SORACOM社のデータ可視化サービスに付随する機能を使用して通知しておりますので、可視化サービスの契約が必要です。

 機器のレンタルなどは対応していますか?

はい、レンタルにも対応しています。レンタルの場合には機器の基本料の他に毎月の通信料、クラウド使用料が必要となります。通信料、クラウド使用料を抑えたい場合はお客様で直接SORACOM社とSIMのご契約をしていただくことをお勧めします。

トンネルの中でも使えますか?

LTE通信が可能な場合もありますが、通信不可のケースも多いため、デモ機等で事前に確認されることをお勧めします。
通信不可能な場所では内部メモリで2000点まで記録して、データを回収する方法での計測となります。

ベースプレートと本体との固定はマグネットのようですが、マグネットでは心配なので別の固定方法はありますか?

落下防止用の金具が本体に付いていますので、ワイヤー等で構造物と固定していただくことは可能です。
また、治具を作成することによりネジでの固定が可能となりますので、ご相談ください。

 

いたずらが気になるのですが対策はありますか?

カバーをかけて予防して頂いております。