防災システム
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土石流警報システム
システム概要
工事現場の安全を確保するために上流部に土石流センサを設置し、異常時には省電力無線通信にて警報信号を送信、工事現場の警報装置を作動させ、退避を促します。センサは現地の状況に応じ、ワイヤー式センサやレーザー式センサが用いられ、無線警報送信機や警報出力機能付きデーターロガーと組み合わせて使用します。
これらの機材は、太陽電池を用いた自家発電システムの利用と、省電力無線を用いたワイヤレス通信に適用されますので、電源・警報ケーブル敷設の必要がなく、すぐに運用を開始できます。 さらに電源供給機材の維持管理、定期的な敷設ケーブルの点検などの必要がなくなるため、維持管理面においても優れたシステムとなっています。
利用目的
頻発するゲリラ豪雨等により発生した土石流の流下を検知する観測機器が土石流センサーです。土石流が発生しやすい工事現場の安全管理や下流域の住民への避難対策等に利用されます。
自動監視システム
システムの概要
観測地点の計測装置と事務所など遠隔地の観測システムを各種回線で結び、自動観測監視システムを構築します。遠隔地でも観測地点の状況が把握できます。
観測地点から、伸縮・傾斜・水位・雨量・監視画像など各種データを用途に適した組み合わせで計測し、送信します。 また、太陽電池を用いた自家発電システムを用い、インフラに左右されない仕様となっています。 仕様回線は、距離・用途などに応じ、無線LAN・省電力無線・携帯回線・衛星通信などから選択できます。 また、100m程度のごく近距離であれば、通信ケーブルを敷設し、現場内に集約局を設ける安価システムも構築可能です。 これら各種システムをご予算・用途に合わせた仕様でプランニングし、ご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。
各種計測機材のレンタル・設置も可能です!
地すべり・亀裂・雨量などの単体計測から、パイプ歪の多チャンネル計測まで、各種センサー・記録装置を設置・観測します。 また、調査設計などの資料となる気象観測装置や、工事現場向けの雨量計・風速計などのレンタル・設置も行っています。