地質調査技士
更新日:2023/05/30
資格概要
昭和41年に発足した「地質調査技士資格制度」は、地質調査の現場業務に従事する主任技術者の資格試験として制度化したものであり、現在の有資格者は約13,000名となります。
現場調査部門、現場技術・管理部門、土壌・地下水汚染部門の3部門があります。
部門1:現場調査部門
ボーリング・マシンのオペレータなど、ボーリングに関する機器等の操作を行う方
部門2:現場技術・管理部門
地質調査に関する現場の管理業務、物理探査、土質試験、計測業務などを実施する方
部門3:土壌・地下水汚染部門
土壌・地下水汚染調査を含む地質調査に関する現場管理や調査・計測業務を実施する方
※土壌・地下水汚染部門については、2021年度の試験実施をもって、当分の間休止することとなっております。
引用:一般社団法人全国地質調査業協会連合会 地質関連情報WEB 資格紹介パンフレット(URL:https://www.zenchiren.or.jp/geo_comp/pdf/pamphlet1.pdf)
受験資格
現場調査部門の受験資格
1)ボーリングに関する機器等の操作を行う実務に関して、5年以上の経歴を有する方
*経歴は、通算して 5 年以上を満たせば可。
*次の機器等の操作を行う実務は、経歴の対象とはなりません。 宅地や盛土などの調査で取り扱うサウンディング調査機器 土壌地下水汚染調査で取り扱う簡易なサンプリング調査機器等
*“土壌地下水汚染調査”を目的としたボーリング機器の操作を行う実務は、経歴の一部とし て含むことができます(全てこの経歴の場合は不可)。ただし、筆記試験や口頭試験の出題内 容は、地質調査を目的としたボーリングなどに関する知識や経験を問う内容を中心に出題し、 採点評価を行います。
2)下記の指定学科を卒業した方(指定学科卒による特別措置)
*1 指定学科 中央工学校 土木建設科(二か年コース) ※平成 27 年度卒業以降
中央工学校 土木測量科(二か年コース) ※平成 27 年度卒業以降
*2 対象者は、受験資格で必要な実務経験年数を 5 年から 3 年に緩和します。
*3 検定試験採点時に択一式問題の配点の2割を上限に加点します。
*4 上記の措置の有効期限は、卒業してから 10 年間となります。
現場技術・管理部門の受験資格
地質調査を目的とした調査・計測業務、現場技術管理業務等に関して、下表に示す実務経歴を有する方
学歴-専攻内容別 必要な実務経験年数表
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①:専門課程※を専攻し卒業した方 |
②:左記以外の理工系 過程を専攻し卒業した方 |
③:左記①②以外の方 |
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大学
高等専門学校(専攻科) 専修学校(高度専門士)
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学士 |
3年 |
5年 |
6年 |
短期大学 高等専門学校 専修学校(専門士) |
短大士 |
5年 |
7年 |
8年 |
高等学校、その他 |
7年 |
8年 |
*1 学歴欄に示す学校とは、学校教育法および厚労省所管の職業能力開発促進法における学校とする。
・厚労省所管の職業能力開発促進法における大学等について
例)専門課程(前期 2 年制)→「短大 2 年卒」 専門課程+応用課程(後期 2 年制)→「大学 4 年卒」
*2 土木工学(農業・森林・海洋の土木を含む)、建築学、鉱山学、砂防学、治山学、地学、地質工学、岩石学、 鉱物学、層序学等に関する課程
その他注意点は下記サイトをご参照ください。
引用:一般社団法人全国地質調査業協会連合会 地質関連情報WEB 地質調査技士〜地質調査技士資格検定試験〜(URL:https://www.zenchiren.or.jp/geo_comp/)
試験日程
令和5年7月8日(土)
申込受付期間
令和5年4月10日(月)~5月10日(水)
合格発表
令和5年9月8日(金)
受験手数料
18,480 円(税込)
試験詳細ページ
資格の詳細は、下記リンクをご確認ください
一般社団法人全国地質調査業協会連合会 地質関連情報WEB