コンクリート診断士
更新日:2023/06/02
資格概要
コンクリート診断士は、公益社団法人 日本コンクリート工学会の民間資格です。
完成されているコンクリート構造物において、建物の診断・維持管理・補修を中心とする業務に関わります。主に調査・診断・維持管理に従事する技術者のための資格ですが、インフラの適正な維持管理によるストック効果が注目されている昨今、ニーズが高くなっている資格です。
受験資格があるので下記の表で確認をして下さい。
またコンクリート診断士は橋梁(コンクリート)点検区分の国土交通省登録技術者資格です。入札の際、入札説明書等の「配置予定技術者に対する要件」の資格要件に「国土交通省登録技術者資格」が明示されている業務である場合、「国土交通省登録技術者資格対象業務」の入力項目の「対象業務である」を選択でき、資格者を配置することで加点になります。
受験資格
資格または学歴 |
コンクリート技術関係業務 (注 1)の必要実務経験年数 |
コンクリート診断士講習会 |
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A |
1 コンクリート主任技士 2 コンクリート技士 3 一級建築士 4 技術士(建設部門) 5 技術士(農業部門-農業土木) 6 (特別上級・上級・1 級)土木技術者 (土木学会) 7 RCCM(鋼構造及びコンクリート)(建設コンサルタンツ協会) 8 コンクリート構造診断士(プレストレストコ ンクリート工学会) |
いずれかを登録していること |
実務経歴の記入および勤務 先の証明などは不要
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1) コンクリート診断士講習 e ラー ニングの受講が必須 講習受講修了証は 2 年間有効
2)2022年度コンクリート診断士講 習受講者は 2023年度の受講は免除 3)2021年度以前のコンクリート診断士講習会受講者は再度受講が必 要 |
9 1 級土木施工管理技士または 1 級建築施工管理技士 |
監理技術者資格者証を有すること |
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B
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1 大学 2 高等専門学校(専攻科) |
コンクリート技術に関する科目を 履修した卒業者(注 2) |
4 年以上(注 3) |
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3 短期大学 4 高等専門学校 |
コンクリート技術に関する科目を 履修した卒業者(注 2) |
6 年以上 |
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5 高等学校 |
コンクリート技術に関する科目を 履修した卒業者(注 2) |
8 年以上 |
(注 1) コンクリート技術関係業務:コンクリート構造物の診断・点検・調査・維持管理ならびに試験・研究等に関する業務をいう。
(注 2)コンクリート技術に関する科目(コンクリート工学、土木材料学、建築材料学、セメント化学、無機材料工学、等)
(注 3) 大学院でコンクリートに関する研究を行った人は、その期間を実務経験とみなしますが、この場合実務経歴書に研究テーマの記入と、大学院の修了証明書 が必要です。
※受験資格Aで受験する場合は、登録証・登録証明書などのコピーが必要です。受験資格Bで受験する場合は、卒業証 明書およびコンクリート技術に関する科目の履修(成績または単位取得)証明書が必要です。また、実務経歴の証明に、 勤務先の押印(公印)および勤務先の事業主または所属長の記名が必要です。
引用:公益社団法人 日本コンクリート工学会 2023年度コンクリート診断士試験のご案内(https://jci-net.or.jp/j/exam/shindan/pdf/sds_2023_tst.pdf )
試験資格の流れ
引用:公益社団法人 日本コンクリート工学会 2023 年度コンクリート診断士講習eラーニングおよび試験のご案内( https://jci-net.or.jp/j/exam/shindan/pdf/sds_2023_tst.pdf)
試験日程
2023年7月 23 日(日)
申込受付期間
提出期間:2023年4月3日(月)~5月22日(月)消印有効
受験願書の販売期間
2023年4月3日(月)~5月10日(水)
合格発表
合否通知は2023年9月末日(予定)に合否とも直接本人に通知します。合格者の受験番号と氏名を「コンクリート工学」(10月号)誌上に、9月末日までに受験番号を本学会ホームページ(https://www.jci-net.or.jp/)に掲載します。
受験手数料
7,000 円(消費税込み)
試験詳細ページ
資格の詳細は、下記リンクをご確認ください
公益社団法人 日本コンクリート工学会 (jci-net.or.jp)