学校や病院などを対象に、シックハウス症候群による健康被害を防ぐため、建材や塗料、接着剤などから発生する室内空気中化学物質の濃度を測定する調査です。
厚生労働省等では、人体への影響を考慮し、室内濃度指針値を定めています。本調査では、施工前・施工中・施工完了時の室内空気中化学物質の濃度を測定し、指針値への適合状況を確認します。
シックハウス症候群とは、新築の建築物などで起こる倦怠感・めまい・頭痛等の体調不良の総称です。主な原因として、建築に用いられる接着剤・塗料・防腐剤などに含まれるホルムアルデヒドやVOC※などの化学物質が挙げられています。
※VOC(Volatile Organic Compounds):揮発性有機化合物の総称で、一般に常温で揮発する有機化学物質を指します。室内空気中には100種類以上のVOCが存在するといわれています。

主にパッシブ法(拡散法)、アクティブ法(吸引法)、検知管法(簡易法)の3種類があります。
調査結果から、厚生労働省の室内濃度指針値に準拠して評価を行います。また、文部科学省管轄の学校施設でも「学校環境衛生基準」(改正後)において同等の基準値が採用されています。
※指針値とは、人が一生涯その濃度の空気を吸入し続けても健康への影響を受けないと考えられる濃度を基に設定された値です。
仕様書・参考文献
室内空気中化学物質の室内濃度指針値及び標準的測定方法について(厚生労働省) 学校環境衛生の基準(文部科学省) 住宅性能表示制度(国土交通省)

全国のネットワークを活かし、公共施設(学校・病院など)をはじめとするさまざまな施設・建築物の室内空気環境測定に対応しています。厚生労働省の公定法に基づき、シックハウス物質の採取から測定・分析まで一貫して対応いたします。
新築・改修工事に伴う室内空気環境測定について、お気軽にご相談ください。
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