【環境】動植物調査
業務概要
動植物は動植物リストや植生図の作成、希少種・外来種の分布調査、保全方法の提案と実施等が主な業務となります。
関係法令・参考文献
業務に関わる関係法令、参考文献は主に希少種・外来種の選定根拠に関わるものである。希少種に該当する動植物が確認された場合、保護・保全措置が検討される。また、外来種の選定基準に該当する動植物が確認された場合、駆除等の対策が検討されます。
自然環境項目 |
内容 |
関係法令、参考文献 |
動植物
|
希少種選定基準 |
文化財保護法、地方自治体の文化財保護条例 |
絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律、 地方自治体の野生動植物保護条例 | ||
レッドデータブック、レッドリスト(環境省、地方自治体) | ||
外来種選定基準
|
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律 |
|
我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト | ||
調査方法
|
道路環境影響評価の技術手法(平成24年度版) |
|
河川水辺の国勢調査基本調査マニュアル | ||
猛禽類保護の進め方(改訂版) |
調査方法
動植物調査では様々な調査方法で生育種や貴重種の分布状況、個体数等の現地調査を行います。
哺乳類
目撃法、フィールドサイン法、トラップ法、コウモリ調査(バット・ディテクター)、無人撮影法等
鳥類
任意踏査法、ラインセンサス法、スポットセンサス法等
猛禽類
定点観察法、繁殖状況調査(ビデオ撮影、現地踏査)、フクロウ等夜間調査(コールバック法)
両生類・爬虫類
直接観察法等
魚類
サデ網、タモ網、投網、刺網、はえなわ、カゴ網、電気ショッカー等による採捕等
陸上昆虫類
任意採集法、ライトトラップ法(カーテン式、ボックス式)、ピットフォール法等
底生動物
定量採集法、定性採集法
動植物プランクトン
バンドーン式採水器、プランクトンネット等による採集
付着藻類
定量採取法等
植物相、貴重植物種
任意踏査法等
植物群落
Braun-Blanquet法による群落構造、種構成、被度、群度等の記載
DKブログ 関連記事
▽自然観察会にて、多摩ニュータウンの開発から残った森の動植物調査を行いました▽