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【非破壊】鋼コンクリート室内試験


目次[非表示]

  1. 1.コンクリート材料試験
  2. 2.練り混ぜ水試験
  3. 3.モルタル・グラウト・断面修復材の試験練り
  4. 4.鉄筋フレア溶接部のマクロ試験
  5. 5.鉄筋引張試験

コンクリート材料試験

年月の経過したコンクリート構造物の補修設計・補強設計等に必要な構造物の室内試験データを提供します。

・圧縮強度試験
・中性化試験(表面法・割裂法)
・塩分含有量試験
・静弾性係数試験


・促進膨張試験(カナダ法・アルカリ溶液浸漬法・JCI-DD2法・デンマーク法)

・走査型電子顕微鏡観察 SEM-EDSによるアルカリシリカゲルの形態観察


練り混ぜ水試験

試験概要

コンクリートに使用する水(練混ぜ水)の品質を確認するための試験を二規格行っております。

試験の種類

①JIS A 5308付属書C レディーミクストコンクリートの練混ぜ水に用いる水の試験
試験対象:上水道以外の水、回収水(上澄水)
用途:レディーミクストコンクリート、工事現場等での現場練りコンクリート

②コンクリート用練り混ぜ水の品質規格(案)(JSCE-B101-2010)土木学会基準編
試験対象:上水道以外の水(河川水、地下水、湖沼水、工業用水等。但し回収水は除く)
用途:工事現場等での現場練りコンクリート

また、当社は練混ぜ水の試験において工業標準化法試験事業者に基づく登録試験事業者であり、JIS A 5308付属書C についてはJNLA登録試験を行っております。


モルタル・グラウト・断面修復材の試験練り

建築物の仕上げや補修材料として使用するモルタル・グラウト材を事前に室内で試験練りを行い、所定の性能を有しているのかを第三者の立場から確認します。

・外気温の測定
・水温の測定
・練り上がり温度の測定
・流動性試験(コンシステンシー)
・供試体作製
・圧縮強度試験

鉄筋フレア溶接部のマクロ試験

試験概要
構造物施工管理要項(NEXCO)によりますと、フレア溶接の作業手順や品質の確認を目的として、以下の試験を行うよう記載されております。

・外観・形状寸法試験
・断面マクロ試験
​​​​​​​・引張試験

断面マクロ試験の試験方法

試料全体の組織を判定するため、鋼の断面を研磨し、エッチング(腐食)させ鋼中に存在する欠陥組織を観察します。

試験方法は JIS G 0553 「鋼のマクロ組織試験方法」に準拠いたします。
判定基準は「構造物施工管理要項」(平成27年7月)に準拠いたします。
溶接部の欠陥の有無と、寸法が設計通りであるか確認をします。


鉄筋引張試験

RC構造物の新設工事、耐震補強工事においては、鉄筋の継手部(フレア溶接、圧接および機械式)が所定の引張耐力を有しているか、引張試験により確認します。
また、年月の経過した既設構造物の健全度調査では、鉄筋の腐食により引張耐力の低下が生じていないか、構造物から鉄筋を切り出し、引張試験により確認する場合もございます。

生材および鉄筋継手試験体は以下の規格に準じて試験を行います。

試験規格
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS G 3112 鉄筋コンクリート用棒鋼

判定基準
1. 母材の引張強さが規程値を満たすこと。
2. 鉄筋継手試験体(フレア溶接、圧接および機械式継手など)については、破断位置が継手部以外であること。

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