地中の電気管、水道管、ガス管などの位置や大きさを地中レーダ法などの物理探査技術を使用し掘削を行うことなく把握します。
本調査は、工事中に埋設物が発見されることを未然に防ぎ破損事故や工事工程への影響を回避するために事前に調査を行います。
埋設管は人工物と自然物に分類され、人工物では建築資材や構造物、排水管、浄化槽、文化財に該当する遺跡類などが含まれます。例えば、建物の解体や改築で発生したコンクリート片、廃材、古い管類などが人工物に当たります。
自然物としては大きな岩や石、湧き水など、地形や地質に関連する自然発生の物質が含まれます。
調査フロー
本調査は、地中レーダ法と電磁誘導法を併用し検出精度の向上を図ります。
地中レーダ法
送信アンテナからパルス波を地中に送信して、調査対象物等から返される反射波を映像化し位置を判定します。
この手法は、材質を問わず全ての埋設管を計測することができるという利点があります。
電磁誘導法
送信器から微弱な信号電流を流し、これにより作り出された磁界から埋設物の位置を判定します。
この手法は対象管路毎に個別に計測し、埋設管路を特定することができるという利点があります。
調査結果をもとに成果品として整理し提出します。
平日 8:30-17:30
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