土軟硬区分・岩級区分は、一軸圧縮試験・岩盤のロックシュミットハンマー試験・点載荷試験・平板載荷試験・岩検ハンマーなどからも判定できます。しかし、節理の状態や風化具合によって得られる値にはばらつきが生じるため総合的に判定するのが理想的です。
道路、土地造成で岩盤が露出した際の掘削費用の積算時や、トンネル掘削の岩盤、深層基礎の支持層(岩盤)部の土軟硬区分・岩級区分の判定にお困りの際は、お気軽にご相談ください。
岩盤の点載荷試験で求めた点載荷強さ(Is)から、岩石の一軸圧縮強さや引張強さを概略推定することができます。また、岩盤分類の指標を得るための簡便試験法の一つとして採用されています。
採取した岩片や礫を整形することなく試験ができ、持ち運び可能な簡易試験装置を用いて現場で行われることが多い試験です。
参考値:本基準の適用範囲は、軟岩の上限値を10~25MPa程度、硬岩の下限値を50~100MPa程度の岩石の一軸圧縮強さを目安としている。またここで岩石とは、人が機械を使わずに容易に持ち運びできる程度の大きさと重量を有する岩質物とします。
ダム、発電所、トンネルなどの土木構造物の設計にあたり、基礎岩盤の変形係数および静弾性係数は不可欠な物性値です。
シュミット・ロックハンマーは、簡易的に岩盤の固密性を反発度で表現し迅速に変形係数及び静弾性係数、一軸圧縮強度を推定することができる岩盤計測方法です。
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