【ブログ】国内最大アンテナ搭載 車両型レーダのご紹介
土木管理総合試験所といえば・・・日本に3か所ある試験センターをかかえている土質試験会社のイメージではないでしょうか?
実は土のことなら何でも来いということで、沖縄から北海道まで日本全国へ走り回りながら地中探査もやっています。
今回は行く先々で「ナニコレ?」と質問される車両型レーダを紹介します。車本体はアメリカトヨタのSequoia(セコイア:左ハンドル)なのですが、日本国内では超巨大でとても目立ってしまいますね。ちなみに先代のブルーメタリックHUMMERはもっと派手で子供たちからも大人気でしたが故障が多く残念ながら引退となりました。我々が所有しているのはこれ1台ですが、Road Scan Vehicle 🄬としては協力会社にてトラック型の2台も運用しています。
本題となるレーダですが、これはノルウェーの3DRadar社のものを使っています。日本進出時に一番乗りで導入し、もう6年が過ぎました。走行距離は毎年2万㎞弱位でしょうか。
自慢は土木管理総合試験所だけが持っている国内最大となる2.4m幅のアンテナ。他社様より1度に測定できる幅が広いです。もちろん車検もレーダ装備状態で通してありますよ。
このレーダの特徴は周波数固定ではなくて、30MHzから3000MHzまで周波数を変えながらデータを取っています。メリットとしては浅いところは高い周波数で解像度よく、深いところは低い周波数を使って解析を行えることです。また高速道路を80km/hで規制なくデータが取れるように高速送受信もできることも強みです。
日本全国どこでもおまかせください!!
土木管理総合試験所の物理探査について、詳しくは下記リンクをご覧ください。