点群データと画像データを活用した
『DK受託解析サービス』

点群データから経年変化・構造物の変位・損傷箇所を
グラデーションで可視化するサービスをご提供します

点群の活用方法にお困りではありませんか?

これから先の未来を想像してみてください。多くのインフラの老朽化が進むことで、私たちの暮らしは大きく一変するかもしれません。通行できない道路や橋の増加による物流の停滞や移動時間の遅延、上下水道設備の崩壊など、老朽化した構造物が人々の暮らしを脅かす可能性があります。

このような事態が起きないように、インフラの点検は日々行われています。橋梁は75万橋、トンネルは1万箇所など、築造から50年を超える構造物が増加する中、点検に従事する技術者の負担と責任は年々高まってきています。

点検の現場環境は近年大きく変化しており、猛暑による熱中症リスクや劣悪な現場環境の増加が、点検従事者にとって大きな課題となっています。少しでも現場作業の効率化や時間短縮、人手不足を解消するため、点群データなどの新技術の活用が注目されています。


点群データ解析サービスとは

点群とは、3次元空間上の物体形状を「無数の点の集合体」として表現したデジタルデータです。
建設・土木、製造業、防災、文化財、エンタメなど、さまざまな分野で活用されています。

点群データ解析サービスとは、3DレーザースキャナーやUAV等で取得した点群データを専用ソフトで処理・解析し、3Dモデル化などを行うことで、インフラ点検の効率化を支援するサービスです。

\ MEMOREAD®の資料はこちら /

当社では、自社開発したインフラ維持点検支援システム MEMOREAD®(メモリード)により、点群データから、経年変化や構造物の変位、損傷部のスクリーニングをグラデーション表示で可視化する技術で、橋梁、ビルなど土木・建築を問わず代行して解析します。

点群データの3Dモデル化から差分解析、画像貼り付けまでの解析サービスをワンストップで提供し、浮き・剥落・ジャンカ・膨張・沈下・変形・析出物など、構造物表面に現れる経年変化の早期発見を支援します。
点群と画像を融合し、点検の作業環境と精度の高い情報取得を支援することで、人手不足・業務効率化・コスト削減といった課題解決を後押しします。


本サービスのメリット

 点検の高度化
(効率化・精度向上)

  損傷箇所や調査対象を絞り込み、時間短縮・見逃し防止・第三者被害の抑制に寄与します

  微細な躯体表面の変位や変化の可視化により、損傷部の早期発見が可能です

  画像データを用いてひび割れの進展有無や発生傾向を把握できます



   

 維持管理の最適化
(計画・コスト・合意形成)

  損傷予備群の把握により、早期補修計画と工事費の最適化を実現します

  3Dモデルの蓄積により、継続的な維持管理に活用可能にします

  3Dの可視化データにより、関係者間の合意形成を円滑にします




   

生産性・安全性の向上
(現場負担軽減・技術活用)

  スケッチ作業や寸法計測作業を大幅に負担軽減し、現場滞在時間の短縮や熱中症対策に貢献します

  点群の活用により現場作業量を削減し、人手不足や危険な現場環境に対応します

  新技術の導入によって、机上解析で得られる情報量が大幅に拡大します

  画像と点群を活用することで点検漏れによる現場の再訪を抑制することが可能です

1.DK受託解析サービスの概要

▲ 点群データを活用した点検フロー

※クリックすると拡大されます

点群解析フローの概要

コンクリート構造物の点検や補修設計においては、事前に点群データを計測し、3Dモデル作成や差分解析を行うことで、点検本調査に入る前に損傷部の発生箇所・傾向・エリア分布などを把握することができます。
また、現場で撮影したデジタル画像を用いて画像貼り付け処理を行うことで、点群では視認しにくいひび割れも可視化できます。

点検前に得られた解析結果をもとに抽出地点を重点的に点検することで、限られた時間内でも精度向上と効率化が図られます。
さらに、点検後の解析結果を活用することで、現場作業後の内業業務の効率化にも貢献します。

実際の点検作業において「どのように点群データを活用するのか」については、左記のフロー図でご紹介しています。


3Dモデル作成

点群データをもとに、構造物の現況を高精度に再現する3Dモデリング技術です。

図面の有無にかかわらず、実寸大の3Dモデルを作成でき、現況の可視化や維持管理の高度化に貢献します。
さらに、用途に応じて最適なモデル作成が可能です。補修量算出に適した高精度なモデルや、差分解析・2D図化に適した軽量なモデルなど、目的に応じて使い分けることで、効率的な解析・検討を実現します。

  1. トンネルの3Dモデル(自動作成)
    ※赤線はワイヤーメッシュを表示しています
  2. 橋脚の3Dモデル(手動作成)​
  3. 擁壁の3Dモデル(自動と手動作成のハイブリット)

▲ 垂直壁面の反り
補強土壁や建物壁面の変位を検出する差分解析
(法線ベクトル距離表示)

差分解析

NETIS登録:KK-230049-A

点検支援技術性能カタログ:BR020037-V0024

MEMOREAD®内の『差分解析』システムを活用し、3D基準面TINモデルと点群データを比較し、その差分距離から構造物の剥離や剥落などの損傷部の抽出、構造物の変位や経年変化を可視化する技術です。

見落としやすい微細な変位もグラデーションで表現することで、点検の効率化や第三者被害の抑制に寄与します。
また、近接点検でも把握が難しいわずかな表面変化を、±1mmからスクリーニングできる点が特長です。

POINT.1 損傷部のスクリーニング

ー 凹凸部や損傷部を色で可視化 ー

MEMOREAD®内の『差分解析』システムを活用し、構造物の剥離や剥落などの損傷部を可視化します。

POINT.2 変位・経年変化の可視化

ー 過去と今などの2時期の経年変化を色で可視化 ー

MEMOREAD®内の『差分解析』システムを活用し、過去の点群データや図面をもとに、事前・事後の変化量を比較することで、構造物の変位や経年変化を可視化します。

2時期の比較により、補修工事における補修量の算出や、変位量の定量化が可能です。

解析結果から得られる情報

差分解析結果では、構造物の躯体表面の凹凸を色分けし、さらに点群データと基準面との差分距離を「出幅値」として表示します。

これにより、色による直感的な判断だけでなく、数値としての定量評価が可能となり、損傷の種類や傾向を把握するための有効な情報となります。

▲ 差分解析結果一例

※ クリックすると拡大されます

差分解析の表示モード

差分解析には、さまざまな表示パターンをご用意しています。
設定を自由にカスタマイズできるため、用途に応じて柔軟な表示が可能です。

  • スタンダード表示(凹凸の傾向把握)
  • 法線ベクトル検出・深さ表示(プラス側/マイナス側の限定表示)
  • 法線ベクトル検出・深さ表示(深さに応じた段彩色での表示)

このほかにも多数の表示方法に対応しています。

活用範囲


◎ 躯体の変位・変化量の把握
◎ 擁壁等のはらみや変形エリアの可視化
◎ 伸縮・膨張傾向の把握
◎ 変形被害のエリア可視化
◎ 地盤沈下や隆起の傾向把握
◎ 舗装面のわだちやポットホールの抽出

◎ 洗堀の影響把握、壁面の傾斜量把握
◎ 震災前後の構造物の変位量把握
◎ 外壁タイルのうき検証
◎ 床版の反り・たわみ・変形量の把握
◎ 施工厚さの検証
◎ 管理構造物の全容把握 など


画像貼り付け(Image 3D)

点群では視認しにくいひび割れを、画像を用いて損傷図作成を支援する技術です。

3Dモデルの面上に画像を貼り付けるシンプルな機能で、同じ箇所に複数の画像を貼ることができるため、過去の画像や赤外線画像、X線写真をはじめ、各種解析データも画像化することで一元管理・可視化が可能です。
 

▲ 赤外線画像を複層で貼り付けた表示

▲ 画像貼り付け技術の紹介動画

▲ 橋脚に画像を複層で貼り付けた表示

活用範囲


◎ 鉛直壁面への画像貼り付け
◎ 過去の写真との比較
◎ 他の解析画像との検証

◎ ひび割れの3Dトレース
◎ ひび割れの総距離計測
◎ ひび割れ進展の定量化

<例>

  1. 過去の画像の上に直近で撮影した画像を貼って、ひび割れの進行性を確認
  2. 差分解析結果をスクリーンショットで画像化し、3Dモデルに貼り付け
  3. 他の調査データ(赤外線画像など)を画像として貼り付けて、損傷把握に活用
  4. 凹凸のある構造にも画像を3Dモデル上に貼ることが可能(線名:三角網)

2.当社が支援できること

点検従事者の方々に代わって、対象構造物の1次スクリーニングを代行して解析支援いたします。
また、要望に応じて、点群計測から3D解析、現場での点検調査まで一貫したフルサポートが可能
です。

全国ネットワークを活用し、その他詳細調査や分析・試験など各種現場に柔軟に対応いたします。
お困りの現場等ございましたらお気軽にご相談ください。

代表的な支援内容

図面がない現場の構造物の図化及び実寸大3Dモデルの作成

損傷部のスクリーニング解析

ひび割れなどの損傷図作成

損傷箇所の補修量計算
(断面修復量)

動態観測の代行調査

赤外線調査の補足調査   

流水解析

舗装の劣化解析

傾斜量、沈下量の定量解析

※ クリックすると拡大されます



3.点群データ解析における当社の強み

features 01

技術者と自社システムによる
一貫対応体制

システム開発企業やソフトウェアベンダーが多い中、当社は試験・調査・分析に特化した技術者集団です。
自社開発システムと技術者の知見を組み合わせ、
総合解析までワンストップで対応可能です。

また、専門技術者であるコンクリート診断士が15名以上在籍しており、安心してお任せいただけます。


既設構造物に特化したスクリーニング解析や、経年変化・変位量の3D可視化を得意としています。
自社開発システムのため、柔軟な機能改良や新機能の開発が可能であり、他社にはない強みとなっています。
また、微細な変化を±1mm単位で表現できるなど、高精度な解析に定評があります。 

features 02

既設構造物に特化した
高精度な差分解析技術


features 03

現場条件に応じた
柔軟な計測・撮影提案

画像貼り付けによる解析において、撮影条件や
ラップ率などの現場条件、使用するカメラについても、目的に応じた最適なご提案を行っています。

高価な機材をご用意いただかなくても、モバイル機器による撮影データで十分に解析が可能です。


4.実績(2024〜2026年)

多くの現場で選ばれ、DK受託解析サービスでは、
2024年4月以降、累計250件の解析実績を達成しました。
橋梁やビルなど多様な現場で培ったノウハウを活かし、さまざまな課題解決を支援しています。

※ 2026年3月時点のデータ


5.ご依頼から納品までの流れ

Step 01 ご依頼

まずは、お気軽にご相談・お問い合わせください。
フォームからのお問い合わせのほか、お電話(TEL)でも受け付けています。

Step 02 点群データのご提供

お客様がお持ちの計測機器で取得された点群データを当社までお送りください。
計測をご希望の場合は、当社にて現地計測も対応いたします。
 

※ 解析結果および精度は点群データの品質に大きく依存するため、
 
点群データの取得には、地上固定式の3Dレーザースキャナーの使用を推奨しています。

※ 受託解析をご依頼の際は、計測機器のメーカー・型番、現場条件等を事前にお知らせください。
 
お伺いした内容をもとに、当社スタッフが最適な計測方法をご提案いたします。

Step 03 ヒアリング・お見積もり

解析場所や解析の目的を確認し、社内で検討のうえ、
費用・納期などのお見積もりをご提示いたします。

Step 04 解析の実施

お預かりした点群データをもとに、
貴社に代わって3Dモデル作成・差分解析など必要な解析を実施します。

Step 05 ご納品

解析結果および関連データをご納品いたします。













各種試験を24時間WEB注文


概算・見積が欲しい

試験・調査方法を相談したい

お役立ち情報を知りたい


電子計量証明書

交付サービスのご案内


土木工事の
施工品質基礎知識セミナー


災害対応調査のご依頼


採用情報