起工測量とは、工事施工前に行う測量であり、目的として
①既設の基準点の確認と新設基準点の設置、②工事施工量の確認があります。
工事の発注時には、測量・設計段階で設置された基準点が必ず存在しますが、設計から施工までには時間が経過しているため、基準点の異常や亡失が考えられます。基準点の異常に気付かずに施工を始めると、正確な施工が出来なくなるだけでなく、土地境界線を越境する場合や構造物同士が合わなくなる場合があるので、必ず既設基準点の精度を確認し、新しい基準点を設置することが重要です。
また、計画され発注された施工量(切土量や盛土量)には実際の施工量と差異が存在します。その差異を確認し、度合いによっては発注者と協議、契約や設計の修正する他、工程の調整や資材の発注など施工に着手する前に対策を講じることが出来ます。工事を円滑に工期内に終わらせるために起工測量は重要な作業です。
建設工事の基礎となる図面作成を最新の測量技術並びに測量機器を活用し正確かつ迅速に行ないます。
業務内容:基準点測量・水準測量、路線測量・用地測量、地形測量等
機器:トータルステーション、オートレベル、ターゲットプリズム、ピンポールプリズム、ピンポール、標尺、三脚 等
ソフトウェア:TREND-ONE、JW CAD 等
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