道路は基本的に路体、路床、路盤、アスファルトの構成でできています。下層路盤の床が路床部の天端となり、一般的に路床部は1mとなり、路床以降は路体となります。
切土は傾斜のある土地に道路をつくるため土砂を掘る作業です。
道路の切土工は、路床調査を行ない路盤やアスファルトの舗装構成の検討をします。
まずは路床で要求される強度(設計CBR)の確認をします。合格であれば本施工に進み、不合格であれば強度不足の路床土を違う材料に置換えることや、セメント系固化材や石灰を使った地盤改良などの検討を行います。路床調査で要求される強度が得られると、本施工へ進みます。
現場における土の密度を直接求め、道路の盛土や路床等の締固め度を求め施工の品質に活用されます。
現場密度試験には主に砂置換法と突砂法がありますが土の粒度によって試験方法が異なります。
路床や路盤の支持力の大きさを表す指標としてCBR(California Bearing Ratio)がある。現場CBR試験は現場における路床あるいは路盤の現在の支持力の大きさを相対的に評価するものです。
設計値を求めるためには一般に室内CBR試験が利用されており、現場CBR試験は主として品質及び施工管理に利用されています。現場の条件が土を乱さずに施工ができ、かつ乱すことによって極端に強さが低下することが分かっている場合や、試料採取が困難な粗粒材を対象とする場合などは、現場CBR試験の方が合理的となります。
参考値:一般に現場CBRの方が室内CBRよりも大きく求められる傾向にありますが、材料によっては逆の傾向を示すことも少なくありません。よって室内CBRと現場CBRの値を比較した場合、一概にどちらの方が大きく求められるということは言えません。
舗装施工後のたわみ量を測定する試験です。
車両が移動した際に生じる路面のたわみ量をします。路面の限界たわみ量を想定することにより、材料の厚さが決められ舗装の構造設計へ利用されます。
現場における土の密度を直接求め、道路の盛土や路床等の締固め度を求め施工の品質に活用されます。
現場密度試験には主に砂置換法と突砂法がありますが土の粒度によって試験方法が異なります。
FWD(Falling Weight Deflectometer)は、載荷板上に重錘を自由落下させることにより衝撃荷重を加え、これにより生じた変位量を荷重中心と荷重中心から半径方向の位置で測定する装置です。
小型FWD試験はFWD 装置を小型化、簡略化し人力もしくはキャリアで持ち運びを可能にしたタイプで、路床・路盤の土構造物の剛性評価として使用されています。
道路の路床、道路の路盤などの地盤反力係数を求めるための試験です。道路以外にも鉄道路盤の設計・管理、航空滑走路の設計等にも用いられます。
舗装の構造設計へ活用されます、また施工後の品質管理として、設計通りの支持力が確保されているかを確認します。
平日 8:30-17:30
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