これまで、ひび割れ幅を観測する方法は、現場でクラックスケールを用いる方法や変位計とデータロガーを用いる方法が一般的でしたが、センサーを監視対象に取り付けるだけで、すぐに常時測定を開始することが可能です。
それぞれのタイプは「ひび割れ幅を計測するセンサ方式」「通信方式」「モニタリングソフト」が異なります。
当社では、コンクリートプラント経験者やコンクリート診断の専門家等による観測対象の構造物や現場環境に適したタイプの選定、センサーの設置、ケーブル引き回し工事、分析等のサービスをトータルに提供しています。
機能概要 | |
センサ | コンタクトイメージセンサ |
電源 | 単三乾電池 |
通信方式 | LPWA Sigfox |
計測精度 | 0.021mm |
収集周期 | 24時間(標準) |
送信周期 | 24時間に1回(標準) |
特徴 |
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機能概要 | |
センサ方式 | パイ型変位計、亀裂変位計 |
電源 | AC100V電源 |
通信方式 | Wi-Fi(防水・防塵ボックス内にルーターを内蔵) |
計測精度 | 0.100mm |
計測周期 | 10分(標準) |
送信周期 | 10分に1回(標準) |
特徴 |
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ワイヤレス壁面クラック変化検知器は、橋梁の拡幅工事による「横」「縦」の間隙観測にも応用でき、遊間(ギャップ)・変位・段差を簡単に観測することが可能です。
「ジョイント部の伸縮装置」「コンクリート構造物と土工部間」「橋梁本体と歩道部」「橋梁部に付属する通信管路や水道等の各種付帯設備間」に設置することで、遠隔で間隙を観測し、測定回数(分析可能なデータ量の確保)/コスト面での効果を発揮できます。
従来の測量で計測する場合
人員確保・交通規制申請・観測データは測定日のみ・測定回数に応じたコスト(協議調整等の時間コスト、都度測量する人件費コストなど)が掛かります。
ワイヤレス壁面クラック変化検知器で計測する場合
設置と撤去の現地作業は2回のみ・常時観測してデータを収集・交通規制を実施する必要はありません。
また、設置方法を工夫することで、ボルトのゆるみ(回転)や、擁壁の倒れ(転倒)も測定でき、近隣の交通量計やひずみ計のデータと組み合わせることで、段差発生の原因、対策案の検討にも活用できます。
平日 8:30-17:30
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